
昨年12月に導入が発表されたポールスターⅡこと北急9000形。その第1編成(9001F)が1月末あたりに近畿車輌より桃山台車庫へ搬入されました。その後、2月上旬より車庫の表に姿を現した9001Fは構内入れ替えなどを行い、9日ごろより夜間試運転を実施。そして14日より日中の試運転が開始されました。この記事では搬入後のことから今日までの出来事を書いていきます(搬入は撮影していません)。今回はかなりの長文+かなりの画像つきですので、追記の形式で書いていきます。

まず最初の動きを見せていたのは2月1日。私が初めて9000形を見た日です。この日は屋内で何やらの調整をおこなっていました。

続いて2月3日。この日は11番線からなかもず寄り5両ユニットがバッテリーカーに牽引されて6番線に移動。

その後自走で千中寄り5両ユニットが。この日は行き先表示のLEDが点灯していました。

この後、千中側5両ユニットは10番線に移動されその後、なかもず寄り5両は再びバッテリーカーの推進で11番線に戻りました。
その後しばらくは同じような動きだらけになっていましたが、2月8日深夜より夜間試運転が開始されました。

10日深夜の夜間試運転。この日は誘導障害の試験をやっていたようで8003Fが伴車として参加していました。

普段は上る線路を逆走する9001F。

普段は下る線路を逆走する8003F。夜間試運転ならではです。

8003Fを先に入庫させた後、9001Fは千里中央から折り返した後、下り線から入庫していきました。

そして2月14日に日中試運転が開始。はじめて日中の本線上に姿を現した時は、大阪の平地でも積雪が観測される大雪の日となりました。

大雪の中を走る9001F。

桃山台2番線から逆出発で入庫。これも試運転ならではの光景。

その日の午後も試運転を実施。午後は雪もやみ普通の曇り空の中での試運転となりました。この日は性能試験ということだったのか、何度も途中で止まったりする光景がみられました。

そしてこの試運転は休日となった15,16日にも実施(画像ではわかりませんが16日に撮影)。沿線や駅には多くの鉄道ファンの方が集まっておられました。

新旧のポールスターの離合。初代のポールスターとはガラリと変わったなという印象です。

17日も実施。市交の新型、30000系と並ぶ光景もみられました。31601Fがデビューする前も同じように北急区間で習熟運転が実施されていましたね。

この日中試運転は18日も実施されていました。いつまでやるのでしょうかね・・・
ちなみにLEDは1/400でもきれない(1/500でも見方によってはきれてないようににみえる)仕様。

座席はバケットシートで色は8000形と同じゴールデンオリーブですが、優先座席はオレンジ色になっています。この優先座席の色は、8000形デビュー時の色を意識しているのでしょうか...?

車内案内機は小型の液晶が1機

その反対側には液晶2機がはめられると思われる穴となっていました。今後、整備するのでしょうね。(ちなみに千鳥配置です)

見出しの写真の再掲となりますが、ポールスターのロゴはエンブレムとなり8000とは異なったものとなっています。
ちなみに前面は特徴的な顔ですが、側面や屋根は市交30000系と酷似したものとなっています(前記事の31602Fの写真を見ていただくとよくわかるのではないかと思います)。
画像が多くなりましたが、9000形のここまでの経緯と特徴の紹介でした。
ここまで順調に進んでいますが、いずれ市交側への貸出(習熟などで)もあることを考えればデビューはまだまだ先と思われます。何がともあれ今春のデビューが楽しみです。
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