そんな2015年度、御堂筋線、および北大阪急行では多くのことがありました。今回はその出来事を振り返ってみます。


車両新造、廃車は2014年度と比べると非常に少ない1年となり、北急で9003Fがデビューし8001Fが引退する程度に留まりました。しかし2016年度からは内装を大幅にモデルチェンジした30000系がデビューすることになっており、10系の置き換えがまた進むこととなりそうです。


一方で既存車の情勢は大幅に変化しました。2014年度末に登場した10系列のLED前照灯車が拡大。特にチョッパ車においては9編成中7編成がLEDに更新されました。また2016年に入って30000系が3編成ともLEDに更新されました。

21系のリフレッシュも15年度中に3編成に施工され、2年前の今頃は1本しかいなかったのが今や7本。現在も21606Fがリフレッシュに入場しており、まもなく半数がリフレッシュ車になろうかという勢いになっています。
また北急車では8006Fが機器更新を受けました。

今年度は1106Fが15年10月から16年2月まで運用を離脱するという出来事もありました。現在は運用に復帰していますが検査期限が近づいてきており今後が非常に気になる車両です。
一通りまとめるとこのような形です。
新造
市交→なし 北急→9003F
廃車
市交→なし 北急→8001F
改造(足回りなどの大幅な改造、施工順)
市交→21608,21602,21604F 北急→8006F
改造(前照灯更新、施工順)
市交→1109,1117,1115,1112,1118,1111,1110,1113,31602,31603,31601F 北急→なし
車体洗浄
市交→1123,1118,1117,1119,1122F
このような形となり、ラッピング等を除いてなにも変化がなかった車両のほうが少ないぐらいの15年度でした。
2016年度はどのような動きが出るのでしょうか。新造廃車などの動きは今年度よりも大きくなりそうなだけに注目したいところです。
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