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ももやまだいのいろいろブログ

京阪神のさまざまなところに出没する人のブログです

21系にフルラッピング登場

先日の記事で紹介したように、1114Fの110周年記念の復刻塗装ラッピングは9月11日の運行をもって運行を終了し、オールシルバーに戻されました。フルラッピングが再びいなくなった御堂筋線でしたがそれも束の間。10月18日より新しい10両フルラッピングが登場しました。
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今回のフルラッピングはこれまでの10系列ではなく、7月よりリフレッシュ改造より復帰した21605Fに施されました。21系へのラッピング(女性専用車両となっている21400形は除く)は2011年10月に21616Fに施された大阪マラソン号以来(ただしラッピングは1,10号車のみ、残りは扉のみ)、また編成丸々を使ったラッピングは21系のみならず新20系初と思われます。
広告主はマスク販売業者で、あらゆる部分にマスクのパッケージなどが書かれています。これからのインフルエンザなどが流行るシーズンを狙ってのラッピングでしょうね(ちなみに私もこの広告につられて、この業者のマスクを買いました 笑)
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21605側から。ラッピングは2種類で1両1両交互に施されているため21905側と21605側とでは印象が異なっています。
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偶数号車のラッピング。可愛らしいくまとマスクをしたくまが描かれています。
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奇数号車のラッピング。こちらはマスクのパッケージが大きく描かれています。
いずれも21407号車や31400形同様、縦ラインの数字は新しく書き直した形でラッピングとなっています。

21系へのフルラッピングには非常に驚きましたが意外と似合っているものです。このラッピングは来年3月31日までの運行予定のようで、運行期間中は楽しみたいものです。
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110周年復刻ラッピング終了

昨年9月より1114Fで運行を開始した110周年復刻ラッピングが9月11日の運行をもって終了し、1114Fは9月25日よりラッピングが解除された状態で運用に復帰しました。
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ラッピング解除後はオールシルバーで運用に復帰しており、1206,1212,1213号車にディズニーラッピングが施された4月以来、5ヶ月ぶりに10系のオールシルバーが見れるようになりました。また10月19日現在、ECCステッカーの貼り付けも施されておらず窓の広告ステッカーや車内案内機下の広告などもついていない状態となっています。なお字体などが他とは異なる地下鉄路線図はラッピング時代のままとなっており、そこに名残が残っています。
ここでラッピングがついていた頃の振り返りを・・・
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初期の姿。8両に復刻の塗装、1両は連続テレビ小説「ごちそうさん」のラッピング、残り1両はラッピングなしの陣容。なお開始初日、2日目は1114号車の東側にごちそうさん主演の方の写真が付いていました(なかもず駅の出発式典によるものと思われる)
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3月は南森町付近で開催されていたマチオモイイベント(正式名称失念しました)のHMと一部装飾も施されました。
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マチオモイ列車終了後は運行終了までこの姿。3月に放送を終了したごちそうさんのラッピングはマチオモイ列車終了と共に解除されました。
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運行期間中、1113Fにラッピングが施されていた時期もあり2種類のラッピングが存在していた時期もありました

このラッピング終了でまた静かな御堂筋線が戻ってくると思われましたが・・・。それはまた後日

中央線の新しい仲間

初期は11編成、OTS系の編入もあった24系。しかし24605~24611F、さらには24651,24652F(元OTS車)の谷町線転属によりわずか4編成での活躍が続いていました。
一方、御堂筋線の梅田ゆきの消滅や千日前線の今里ゆきの新設(しかし今年8月の改正で廃止)で話題になった昨年3月のダイヤ改正で四つ橋線は運用が見直され、23606Fが運用数的に余剰となり緑木で1年もの間、休車になっていました。

7月23日、8月21日の運用をもって引退した2601Fの引退が発表。そこには2601F引退による森之宮検車場公開のお知らせがあり、24系24656編成との展示の記述がありました。23606Fは今年5月に大阪車輛に搬出され、リフレッシュ改造を受けると同時に緑色の帯をまとったその24656Fに生まれ変わり8月24日のイベントでお披露目されました。
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そして10月2日に試運転を実施、10月9日より中央線で運用を開始しました。
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試運転ではコスモスクエア駅を除く全駅へ。試運転でけいはんな線へも入線し、奈良県への乗り入れも果たしています。
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そして営業開始となった9日は早くも日中運用に。
今回、平成2年式の初期の車両ということもあって前面の車両番号に注目が集まっていましたがサイズは初期車独特のデカ車番が引き続き採用されていました。また元23806にあたる24856号車は5→6両編成化の際に1996年12月に製造されている車両で1995年9月製より採用されている複枚層ガラスが採用されており、24系の複枚層ガラス車は元OTS系の2編成を除けばはじめての組み合わせとなりました。
なお改造内容自体は24603Fとほぼ変わりなく、車内案内機の液晶化も実施されています。
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復帰したちょうど22ヶ月前にあたる2012年12月9日の23606F。何事もなく日常の四つ橋線の運用に出ていました。この頃、中央線に転属すると誰が思っていたことでしょうか・・・。23606Fとしての運用は2013年3月で終了していました。
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既に休車になっていた昨年11月の大阪市営ふれあいフェスティバルでは、23906号車がバッテリーカーの牽引される車両に、この時、緑木に検査入場していた1109号車と共に抜擢され1109+23906+バッテリーカーという珍編成も披露してくれました。この時が23606Fとしての最後の公の場でした。

この転属により5編成となった24系。まさかこのような形で再び24系が増えるとは思ってもいませんでしたが、ここ数年の中では非常に面白い動きでした。2601F以外の20系は現地点では引退する気配を見せておらずまた24系化される編成が出てくるということはなさそうですが、しばらくは注目の的となりそうですね。